抗がん剤は減量しても、副作用は出ます。全身状態に影響が出る場合もあれば、出ない場合もあります。
これは、行ってみないと分かりません。抗がん剤をどれくらい減量するかにより効果は変わります。
しかし、どれくらい減量したらどれくらいの効果が減るのか、再発がどれくらい増えるのかというデータはありません。
一般的には、通常量の半分まで減量はしますが、半分以下での投与は行いません。
かなり昔のデータでは、現在の25%ぐらいの量で治療しても効果があったというデータも残っているので、全く効かないわけではないと思います。
トリプルネガティブなので、抗がん剤がすごくよく効く場合もありますので、少量でも効くかもしれません。
一番重要なのは、生活の質が落ちない程度の副作用で治療を行うことです。抗がん剤で命が短くなっては意味がありません。