マンモトーム生検とMRI
35歳、昨年今年と二度続けて流産となり、出産はしていません。
10月に初めて乳癌検診(マンモグラフィー、エコー、触診)を受けマンモグラフィーの結果石灰化を指摘され(両側に石灰化があり更に右側に集族したもの)精密検査でMRIを勧められました。しかし、色々調べていくうちに石灰化の精密検査にはMRIではなくマンモトーム生検をすべきというのを読み、マンモトーム生検ができる別の大学病院へ行きました。
するとそこでもまずはMRIをしてマンモトーム生検をするかどうかになるとのことでMRIの予約を入れました。
マンモトーム生検をする前にMRIは必ずするものなのでしょうか?
また、検診をした病院ではもしかすると、二度の流産がこのような良悪判別不明の石灰化となっている可能性もあるが流産の経緯がなければほぼ悪性の石灰化だと言われ、
二度目に診察した大学病院では、流産は関係ないし、あくまでカテゴリー3の石灰化で経過観察でも良い様な事を言われ、先生によって言われる事に違いがあり混乱しています。
私としては癌なのかどうかマンモトーム生検をしてはっきりさせたいと思っているのですが(子供も産みたいので)MRIは必要な検査なのでしょうか?
大学病院では、MRIをしなければ沢山ある石灰化のどこの細胞を取ればいいのかわからないでしょう?と言われましたが、それをマンモグラフィーで見ながら取るのがマンモトーム生検ではないのでしょうか?
また、検診を受けた病院ではMRIは生理5~10日目に検査をするのが良いと言われたのですが、大学病院では特に生理周期は気にしなくても良いとの事で、生理21日目(最短で入れる日でした)にMRIの予約を入れたのですが、検査結果に違いはでるのでしょうか?
長々とわかりづらい文章で申し訳ありません。
よろしくお願いします。
1名の乳腺専門医が回答
検診した病院、大学病院どちらも、正しいところと間違ったところがあります。
石灰化の診断には、マンモトーム生検が必要です。
MRIはがんかどうかの診断ではなく、がんであった場合どれくらいの範囲で広がっているかを見るものです。
範囲が広がっていてもマンモトーム生検で良性なら、良性が広い範囲であるだけになりますし、小さな範囲でもマンモトーム生検で乳がんであれば、乳がんの診断になります。
小さな範囲の乳がんの場合マンモトーム生検後にMRIを行うとぼやけて、乳がんの範囲が広く出る場合があるので、念の為にMRIをするのだと思います。
MRIは生理後10日目までにした方がきれいな画像が撮影できるので、日にちに余裕があれば、その日を選んで行います。
あなたの場合は本当にマンモトーム生検が必要なのでしょうか?
MRIで見ないとどこをとったらいいのか分からないような石灰化を調べる必要はないと思います。
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