妊娠初期(妊娠3カ月ぐらいまで）は放射線をお腹に当てると胎児奇形の可能性があります。

妊娠中期から後期では、放射線による胎児奇形の心配はありません。

ですから、理論的には妊娠中期以降はマンモグラフィ検査をしてもいいことになりますが、通常マンモグラフィ検査は行いません。 妊娠中は超音波と視触診を行い、診断をします。

どうしてもマンモグラフィ検査が必要な方には、X線防護衣をつけて行う場合もあります。 当院では、妊娠の可能性がなくても、ご希望であれば、X線防護衣をつけてマンモグラフィ検査を行いますので、放射線技師に申し出てください。