非浸潤性乳管がんの治療
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50代 /
女性
2015/10/29
53歳の乳がん患者です。先日に非浸潤乳管癌という診断のもとに手術を終了し、リンパ節転移もなしということで少しほっとしていました。 放射線治療も納得して自分なりに予定を立てていたのですが、手術後の診療で必要ないと言われました。 何もしないことの不安があるのなら、ホルモン治療をしてみてはと言われました。(私の場合適用するそうです。) 何もしない、当初の予定通り放射線治療を希望する、ホルモン治療に変更する、念のため両方する。頭の中でグルグル回っています。 ぜひ良きアドバイスをお願いします。私は欲張りなのかもしれないのですが、生存率が同じ、では納得できません。 再発も転移も含め2度と同じがんになりたくないのです。よろしくおねがいします
1名の乳腺専門医が回答
ホルモン治療は必要ありません。非浸潤性乳管がんは、ほかのところに転移することがないので、術後補助療法は必要ありません。 術後所療法の目的は、手術の時にすでに目に見えない多臓器への転移を治療するために行います。 ですから、転移しない乳がんにホルモン治療は必要ありません。乳房温存手術をしたのであれば、残った乳房への放射線治療は必要です。 残った乳房にがんが出てこないようにするためです。残った乳房への放射線治療は、非浸潤癌・浸潤癌関係なく行います。 反対側の乳がんの予防と残った乳房にまたがんが出きることを予防するために、ホルモン治療をしているところもあるようですが、 科学的根拠は全くありません。2度と同じがんになりたくないのは分かりますが、やりすぎた治療はよくありません。
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